シルクロードをかじる(0) – 旧ソな中央アジアの雑多な感想
今回のOverviewスケッチ
- 全工程
- タシュケント→||→シュ→||→コチコル→カラコル→ビシュケク
- 飛行機 12万
- 行:TW242 NRT-ICN → TW431 ICN-TAS
- 帰:HY778 FRU-TAS → TW432 TAS-ICN → TW245 ICN-NRT
- 鉄道: 5000円くらい?
- 乗り合いタクシー・マシュートカ:たぶん7500円くらい
- 訪問国数とやったこと
- ウズベキスタン:タシュケント街ブラ
- カザフスタン:まじで寝台おりただけ
- キルギス:イシククル周辺、アラティンアラシャン、ソンクル
- 睡眠欲
- 完全に満たされた。夏であつすぎて自動で起きる。
- 意外と大事だったもの
- ウルトラライトダウン
- キルギスは標高高いゆえ、雨フルと寒い。
- 冷房がそもそも無いので、この心配は低い。が、寝台列車は意外に効いていた
- 言葉
- ウズベク語、キルギス語、ロシア語がベース。文字は似ているけど全く違うから南米ほど汎用性は低い
- やはり、数字、こんちわ、ありがとうは大事。
- そもそも文字から発音ができるだけでもだいぶアドバンテージ(地図が読めるようになる。)
- USDが時に強い。キルギスでは特に強い。ウズベクでは使えない
- ウルトラライトダウン
- 次回持っていきたいもの
- キャリーケースにお土産(酒、はちみつ、ロシア食器)を詰め込みたい
- いらないともの
- 虫除け
- 南米のような恐ろしいやつが居ない
- 無駄な電子機器類
- 特に都心部は発達している。チャージスポット的なものもあるくらい
- 虫除け
感想
全体的に物価が安すぎた。円高市況の最後の楽園。
カザフスタンとウズベキスタンは然るべきところでは普通。普通のところだと少し物価安
キルギスは激安。楽園といっても過言ではない。
心配性の私はキャッシングをしすぎて帰宅後の残金は
- 24700キルギスソム
- 417000ウズベキスタンソム
日本円合計にして7万くらいを残して帰ってきた。
実際の使用金額は航空機抜きで3万くらいである。うち1.5万はソンクルツアー。
中流以上の飲食店や都会ならクレカは使えるところ多いが、それ以外は現金払いが基本なのであまり使わず。
とはいえ、お金落とせずして満足度高めに楽しんだかがわかる。
タシュケントは何かが惜しい
見どころが集約されている。終日1日あれば観光できるお得な都市。
サマルカンドのほうがきっといろいろあるんだよな(みんな言ってる)
食べ物は美味しい。野菜もフルーツもある。プラフを初め油油肉肉なのでカロリーはゼロである
ちゃんと行かないあたりが徹底したマイナー旅行者我である。
ちなみに、大使館情報でこの期間が最も暑い時期だから気をつけてと来てた。

カザフスタン一瞬すぎた件
タシュケントは1泊確定だったとして、カザフスタンは半日www
とはいえ、アルマトイは首都だし、多分見どころはそんなにない。ビックアルマトイくらい?
アルマトイ⇔カラコルルートがもう少し情報あればよかったが、乗合タクシーしかないのはやはり残念。
シムケント・タラスは何もない情報だったけど、これは見逃してよかっただろうきっと。
ただ、カザフスタンとウズベキスタンは広大。アスタナ方面、サマルカンド以西には行っておきたい
一方、思いの外キルギスに居すぎた
正直居すぎた。が、別にもっと居ても良かった。
首都は相変わらずつまらんし物価が普通だから良いとして、それ以外。
- 物価安い
- 大きすぎない大自然
- 生活に全く困らない
- 水が豊富でシャワーの水圧がほぼ日本(今までの旅では珍し過ぎる)
- 口に合いすぎる料理(醤油こそないものの味も日本人の口にしっかりあう。魚はゼロだけど。)
中南米のフレンドリーって感じじゃない方向の根が優しい人柄がいい。
今回に限ってはホストが勝手に奢ってくれたりした?別にツアーじゃないよ?
なにより、日本人顔すぎる方が一定数いるから感覚が多少バグる。
丸顔要素のある日本人は100%キルギスもいると思ったほうがいいレベル。
キルギス人だと私を思って話しかけてくる(ある老人は気づかず話して後で気づくパターンもある)人も多い。私丸顔ではないが
ぶらぶらと嫁さん探しにはちょうどいいかもしれない。そんな国。
観光資源はライト級からヘビー級までの山と湖、大草原とお馬さん。
南に行けばオシュの街、ダジキスタン・ウズベキスタンとの国境沿い
おそらく相当人種構成が異なるのだろう。中国との国境陸路超えは悪評高い故別次元で面白そう。

世界史特に近代史と地理的な興味が勝った旅
かつての唐、イスラム王朝、モンゴル帝国による中央アジア覇権争い。
近代では帝政ロシア、ソビエトからの独立と歴史的に色々あった地域。
シルクロードの道中であることもさることながら、宗教はまだしも人種の入り混じりも激しく、様々な文化風習風景がある。
今回ほど地域差があったことはない。
あと、カザフステップにまたがるチェルノーゼムや天山山脈などの地形が結構変わるのは面白い。
などと思いながら旅をしていたお陰で今回は非常にお勉強要素が強い旅となった。
それはそれで、見ている風景の全てに気づきがあることは中々無いと思う。新鮮。
一貫しているのは旧ソ連であるがゆえ、その影響がひろーく浸透していること。ウォッカと5階建マンションがいい例。
機会あったら普通にリピしちゃう。退屈しないのよ。この国々は。(御坂美琴風)









