アマゾン川のほとりで(9) – ボゴダで腹一杯にする(だけ)

2025年3月4日

02/23

ボゴダってすることないからゴロゴロ

いつものように6時には起きて布団の中でゴロゴロ。
アマゾンが気温25度オーバーに対して、ボゴダは14度
飛行機で言ってのはあまり実感わかなかったけど、やっぱ朝は寒い。

体感くっそ寒い。ウルトラライトダウンにタオルケットで更に巻く。
カプセル型のベットということもあり、完全に蛹。

1時間乗り換えのアラスカ航空チェックインが失敗して、焦る。
アラスカ航空有人チャット事情書いたけど、書いている途中に強制意図的ブッチさせられて機嫌わるい。ゴミofゴミ会社。

朝飯はオートミール。ゲロまずい。2025年食った中でいちばん不味い。機嫌わるい。写真取る気もしなかった。
コーヒーだけがおいしい。

病院とスラム

北上してウサケンの病院へ、ウサケン付近までくるとすごく都会。
市民のリッチさの格が違う。旅としては非常につまらない。
とて、病院チャレンジ失敗で宿近くの病院へ戻る、ちゃんとバスを駆使できたえらい
ウサケンでは日曜は蚤の市あるよーとのことだが、多分この調子じゃあまりつまらなそうなのでスキップ。

というか、今日は日曜。宿のあたりから方車線はランナーと自転車専用
利用者結構多い(新市街になるほど多い)

病院近くはもう雰囲気がそれ。落書きがやばい。逝ってそうなやつもいる。
でも病院は大丈夫。安全。

病院だけは親切で、ペルーの医師と同意見で追加接種は必要ないよーってことなので安心。
ようやく宿以外で英語が通じる人に出会えた。ご迷惑をおかけした。

まぁ清潔に保とうね!ってことで、謎の医療用石鹸を処方。ヤバそうな薬局でなんとかゲット。
ミキの昴生似の警備員に、こっちなら大丈夫とか色々教えてもらう。あざす!すごく感謝している

スラム特有の小便とか時々大.麻の匂い。
ちとこのエリアは怖い。夜は来たくない。

街歩きスタート

宿に戻って荷物の回収とチェックアウト
時刻は11時前。昨日の大衆食堂はまだオープン前。
宿前の塀の上でタイ人従業員がタバコ蒸していた。普通にイケメン。
笑顔でチャオ!って。調べたらチャオってイタリア語だけど、スペイン語圏でも砕けた表現で使われるそう。
イケメンかよ。

あまりにも腹減った
バスめがけて歩く途中で多分チーズのアレパスを購入5ソル
感じ的にはお焼きに近い。とうもろこしだから質素
途中で降りて小さい市場La Perseverancia Distrital Marketplaceへ

高低差が辛い。標高2600mで10kgの荷物は少しつらい。
おしゃれな飲食店が並ぶ。値段パット見でそんな安くない。

市場といっても、フードコート。各店が専門店らしい。
Mondongoな店でMondongoをいただく。25ソル。安い
しっかりハチノスとかホルモンがはいってる。写真は結構小さく見えるけど、アボカドは日本の倍くらいある。
いわゆるもつ煮込みで酒のつまみ。ビールには合いそう。

謎のジュース。安全そうだから3杯がぶ飲み。
昼時もあってか、かなり市場は人で賑わっている。


勿論普通の店もある。例えば1.5mソルのパイナップル1個。やすい
こんな素敵な花屋さんある。
コロンビアには花専門の市場がある。あとから気づいたけど行きたかったな。

このまま歩いて観光地揃いの地区へ。その前にサンタフェ地区。こういう高層ビルの横にあるってのが怖い。
この高層ビルの隣にボロい高層ビル群ある。それがサンタフェ地区。
結構落書きひどいしくらいこわい。夜はむり


盗品市場。ろくでもない物が売っている
ガソリンスタンドのハンドル、人形。謎のバック…スーツケースに入ってそうなものは絶対ある。
なぜなら盗んだスーツケースが売ってるから。

そしてこの通り、異常に長い。
ちなみに(多分)ちゃんとした蚤の市は別の通りにある。

有名という石段のエリア。大した事ない。バーと客引きしかいない。
唯一褒めれる点は、3Dな壁アートを見れるところ。
登った先には軽い広場はあるけど、よく見る大道芸とその取り巻き屋台。即通過

ボテロ美術館入場無料、興味がないので通過。
なんでもデブにする画家らしい。
タイムマシーン3号のネタの絵画版といったところ。
この並びは博物館通り。全部スキップ。

車で来る人もめっちゃいる。
付近の駐車場は激混み。車は1分3円。1時間180円。


一体はもう屋台屋台屋台
ありきたりなアイテムが売っていたりもするが
コーヒの器具販売はコロンビアらしいなと。
ただ、ボゴダはAf気候ではないのでね。

めっちゃ広いボリバル広場。屋台もそうだが浮浪者とスリのたまり場と言っても過言ではない。
鳩にやる餌用(とうもろこし)を売ってるヤツ


アルパカ連れて来るやつ。こども多いけど構ってはいけない。
このパターンは騙されるヤツ。


よくある街のロゴにこれほど落書きしちゃう系の国

モンテセーラの丘

ボゴダといえば、モンテセーラの丘らしい。みんな丘の上を目指す。
ケーブルカーとロープウェイは同額で選べる。
ケーブルカーのほうが早いからこっち。
山頂駅から頂上に向かって階段登る。完全に息が切れた。苦し紛れの休憩。
山頂までくると標高3100m。長野は乗鞍岳とかと同じ


頂上の景色は良いとして、Chichaがうまい。
甘酒の認識だけど、多分酒入っている。

頂上だけど教会あるわ屋台あるわで相当に発達してる。
そんなに食うやつおらんだろ。

あと、コカ茶をいただく。高山病に効くだとか
記念メダル製造機ある。世界共通なんだな。

下山はロープウェイもケーブルカーも長蛇の列
まだ早そうなケーブルカーでも20分くらい並んだ。
丘の上には救急隊もいる。体調くずしちゃった人が介護されてた。


ケツデカアリ。食えるらしい。さすがにヤダ。


黄金博物館行こうと思ったが、まさかの日曜日16時Close。
現時刻は16:30ミスった。丘を後半にしておくべきだった。まぁ….あんまり悔しくない。

近くでフリースタイルラップバトルやっていたので見物
スペ語なので何言っているか分からんし、イン踏んでいるかどうか分からん
DJもいるし何小節かで4ターンくらいでやってる。観客の拍手で判定もしてる。

全員マジで柄悪いし、途中から視線を感じたので、激アツの中撤退。
こいつはいい奴。

近くの屋台で激安フランクフルト4mソル。まずい。せめてドリンクつけろよ。
フランクフルトというより、カルパスに近い。
ソースはマヨネーズではない何か。

日本に絶対持ってけないし、アメリカで務所送りになるフェイント土産。あぶない
なお、この辺になればchico!コ.カ.イ.ン!マ.リ.フ.ァ.ナ!とか言って話しかけてくる輩もいる。


通りに屋台が並んでいたからひたすらに進む。盆栽があったりする
ガチ教会も除いたが、金装飾がなんだかきれいなような気がした。

青空の雀荘ならぬチェス荘。
ほかにもまだまだ続く盗品市、なぞ肉焼き、立派な落書き、ジャクソン兄弟のパクリ、いろいろある。
ツッコミどころは満載。

ひたすらに歩く。太陽も下って来て、やばい奴らがどこからか湧いてくる。
一見おしゃれカフェやんと思っても通りにひっそり湧いてくる。
人数は少ないけど、雰囲気がそれなんだよ。


最後にコーヒを頂きたいなと彷徨っていたところ、いい感じのカフェを発見。
パンケーキとコーヒーのもう日本で私の年齢ではできないような組み合わせ。
店員さんが非常にいい人。
写真のバターっぽいやつは。実はチーズ。コロンビアはチーズが実は結構ポピュラーらしい。


きれいにシンプルに塗られたコロンビアのビル
あのへんは治安悪い。

いざ空港へ

ひとまず見ること食うものも食った。空港へ
ここからこんな感じで帰れとのこと。
途中でAC63-Kr26で乗り換えるが、カードの残額無い(400ソル)のでチャージが必要なことに気づく。

さて、降りたところで歩行者誰もいない。チャージできるところ有るけどやってない。落書きいっぱい。
彷徨うしか無い。ってか止まっちゃいけない(直感)
Googleの検索結果をここまで恨んだこと無い。

ここはいっそUberでなんとかしようと、安全を金で買った。
ありがとうUber。爆速で来た。
ウーバーの待ち時間少なくて写真取ってないけど
このなんてこと無い殺気に満ちた風景を撮っておくべきだった。本当に。
少し行くと、空港沿いの道路。ここは安全なんだな。差が激しい。

空港はめちゃめちゃキレイでめちゃめちゃスムーズ。電子申請出国。
初めて荷物検査された。カミソリが気になったらしい。

検査の中で液体2つ弾かれた。今日もらった医療用石鹸とコスタリカで買った蚊よけスプレー。
コスタリカ、アフリカ、アマゾンとここ数年の旅で特に顔面と足首を守ってくれた大切なパートナーをこういう形で失う。
思えばコスタリカはサンホセの中国人薬局で急いで買った記憶
私の色々を守ってくれた。
ちょっと残念な気持ちになった。ありがとうと言いたい。
もっとも、安価でここまで愛着湧く何ぞ珍しい。

エルドラド空港、制限エリアの店が結構充実している。
水サクッと買ったら32Mソル。まさかの1200円の水。
ミスったけど、別に美味しくない。はめられた。