アマゾン川のほとりで(5) – ジャングルツアー最終日

2025年3月3日

02/19

今日は朝5時から日の出を見るとのこと

が、今日も早朝は雨5時に集合したはいいが、暗闇でもわかる圧倒的曇天
NZ, UKは欠席
微かに望みをかけていくものの、微妙。仕方ない。


時間ができたから、村で飼っているナマケモノを紹介すると言って村へ向かう。ぶっちゃけもう村は十分。
この時間でも既に稼働している。ラジオがどこからか流れている。
猫と鴨と鶏の共存。食われるのは誰か。


一応抱く。
森からやってきたらしい。十歳位になったら勝手に戻るか返すらしい。

帰路は超絶大雨にやられる。
なんかこう「あ、この雲ダメなヤツ」ってやつが来た。
ポンチョにくるまりほとんど無事
アルゼンチン人はリュックが水没してた。かなりやばいと思う

雨も止み、朝食をそそくさと済ませてピラニア釣りにいく。

ピラニアは浸水林の埋まっている部分に潜んでいるらしい。ど真ん中にはいない
餌は鳥の皮。贅沢。そして全然釣れない。


数ポイント地点をかえるも、ウィルソンの一発のみ
チームは半々に分かれたが、後続チームはナマズとよく分からないの二匹
ジャボジャボすれば釣れるらしい、本当かどうかはしらん無論釣果は0匹、悲しい。
ジルが捨てた鶏皮が水中で食われているのを見て、いることは確信なんだよな…
ウィルソン曰く、雨季だと川の表面積増えるから確率下がるらしい。
スーパー時間ギリギリまで粘ったけど何もなし。

もう帰路なので帰り支度をするが、フランクとNZ, UKは諦めきれず宿の端でチャレンジ継続
結果二匹ナマズがつれる。Never give upとかいってた。確かにそうだな

一方で調理方法に興味あったわけで厨房にお邪魔
こう見るとピラニアの目って結構怖い。HUNTER×HUNTERのイルミみたいな目

調理は至ってシンプル。さばき方も基本はおなじ。フライなので小麦粉パッパつつけて特に何もいらない。
昼飯のサイドとして登場
ピラニア。食べるところが少ない。正直ナマズのほうがおいしい。
あと、醤油ほしいマジで

UK, NZがめっちゃ食うし、目ん玉好きらしい。
あと全世界共通で下ネタはみんなだいすき。FrankはLadyBoyが好きらしい(知らん)
ウィルソンは5人のパパ。大学生の息子いるんだって。

そうこうしているうちに、今日の来客がきた
ワーホリでチリに2年いて最後に色々旅行しに来たらしい好青年日本人。頑張ってほしい(何を)
10分程度で我々が帰るまでの付き合い。こういうこともある

最後にウィルソンとジョンとロベルトに挨拶とチップ
ロベルトには結構スペ語教えてもらったからクソ感謝の増額チップ
猫には最後逃げられた。元気でな

ナウタ帰着

何故かしらんけど、経路が行きと違ってる。合流ポイントを見せたいのかわからん。
ここよりも宿近くのほうが黒と黄土色で交わらないシーンみれる。
なんなら、マナウスなんて行かなくても大丈夫って思った。


途中から通信がオンライン復帰したらしいが、私だけ復帰しない。楽天クオリティ。
かれこれ2時間の船旅。この景色を間近で見るのは今日で概ね見納め。
なんともいい雲だ

ガソリン補給。ちなみに村で一回船を入れ替え。
ガソリンの関係らしい。知らんけど。
なんか超陽気な多分ドイツ人女性乗ってた。知らんけど。


ナウタ着。
川岸の向こう側に止まってる船はここでパーティー開けるんだってさ。確かに離れすぎてて何しても大丈夫感はある

ここから同じくトゥクトゥク乗りタクシーに乗り換え
どうやらガイドがトゥクトゥクに金を払ったらしいが貰ってないとかホザイているらしい。ガイドがちギレてる。ジルも笑ってる。
この場で直接金銭の授受していないから誰が悪いか分からんけど、多分解決していないけど、罵倒して解決したっぽい。

空港でジルを降ろす。彼はここからリマにいき、1個挟んでガリシアに帰るらしい。
次にフランク。彼らのホステルで降ろす。翌日にリマに戻り車の旅を再開するらしい。でも動物をみたいらしい。
自分は近場で降ろしてもらって徒歩。まぁ問題ない。
時間は既に18:00。結構いい時間。
再びのホステル。今回は下の階。何も変わらない

狂犬病ワクチンをうちに病院へ

実は朝のナマケモノで首もとを結構引っかかれた私。
まぁ唾液ついてないし、痒みとかも無いけど狂犬病は怖いので、打ちに行く。そもそもやっているのか問題はある。

トゥクトゥクに金がなくて50ソルあげる始末。ミス。10回乗れるじゃん。まぁいい。
病院自体はどうやら新施設建替中らしく。野戦病院状態。一般もやっているが、救急もくる。
救急車もあるけどパトカーで運ばれるケースも結構ある。バンの荷台にストレッチャーに乗せる。
受付というかトリアージ。事情を話すとギリギリ英語しゃべれる看護師に相談。今日はやっていない明日来い。もしくは違う病院いけとのこと。

そこそこ重症な方もいるので、中の写真は取らないけど大きいけど超絶シンプル病院。
現地民結構奥まで入って来ているし、なんか点滴袋持ってたりと医療行為ギリギリのラインのことしているのが若干の不安
一方警官はめちゃめちゃ備え付けアルコールで洗いまくる。潔癖か。

ということで、大人しく紹介された病院に向かう。こじんまりとした病院。
受付で跳ね返されそうになったが、聞いてた奥の医師が取り合ってくれた。名をDr. Yuri
さっきの病院で明日の朝9時に打ってくれるとのこと。WhatsAppも交換した。設備的な問題なのかも
一旦退散。

一抹の不安も残るゆえに今日もカップラーメン。というか、あまり屋台が出てないし、レストランは高いし大したことない。
ボッチ飯悲しいな。なんか奥で欧米人が弾き語りしてる。何言っているかしらんけど
ルームメイトはアメリカコロラドのお兄さん。多分同じくらいか少し上くらい。陽気である。
今日は大人しく寝ることにする。